展覧会情報
第135回 河原敏文とポリゴン・ピクチュアズ展
1997年08月04日(月)~08月26日(火)
いままでのGGGの他の展覧会とはちょっと違う展覧会にしたかった。テーマはCGと人気イワトビペンギンのロッキーとホッパー。今から10年前位から、私はポリゴン・ピクチュアズを受注中心にする通常のCGプロダクションから、受注なしに自らがプロデュースし、知的所有権をライブラリー化していく企画提案型のプロダクションにしようと戦略的に考えてきた。幸運にも恵まれ、結果的に今のポリゴン・ピクチュアズは受注なし100%自分達の企画に基づくプロジェクトを遂行している。世界のCGプロダクションの中でこのような運営形態の会社は我が社だけだと思う。その大きな原動力となっているのがバーチャル・タレント、ロッキーとホッパーなのだ。この展覧会期中、GGGの1階は「ロッキー・ホラ商會」に変身し、地階は南極映像シアターと化した。 河原敏文