展覧会情報

ギンザ・グラフィック・ギャラリー第370回企画展 続々 三澤 遥

2018年12月03日(月)~01月26日(土)

Design: Haruka Misawa
Design: Haruka Misawa
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ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)の2018年最後を飾るのは、“続々と”新鮮な驚きを世に提供し続けているデザイナー、三澤遥さんです。社会やビジネスのあらゆる局面でグラフィックデザイナーの活躍が期待されている昨今、三澤さんの柔軟な思考性やアウトプットは、まさにそのような動向に応える指針のひとつとなっているといえるでしょう。彼女の仕事は、様々な課題解決や問題定義にとどまらず、身近にある物事の新たな捉え方や楽しみ方を提示しつつ、その先への可能性をも切り開いてく力に溢れています。
本展では、設立5年目を迎える三澤デザイン研究室がやってきたこと、今没頭していること、そして未来につなげていこうとしていることを通して、三澤遥さんの創作活動の一端をお届けします。水中でくらす生物たちの生態環境を追究した「waterscape」、動的な機能を持つ紙を探究した「動紙」、上野動物園の知られざる世界を視覚化した「UENO PLANET」等、11つのプロジェクトをご紹介します。
また、展覧会に併せ、『gggBooks-128  三澤 遥』の刊行も予定しております。
物質と物質、物質と環境が反応し合い、新たな現象が生じる瞬間。混沌とした思考をろ過し、本質的な事象がクリアになる衝撃をぜひ体感ください。

お知らせ

会場

〒104-0061
東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1F
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
TEL:03.3571.5206/FAX:03.3289.1389
開館時間:11:00am-7:00pm
休館:日曜・祝日・12月28日(金)- 1月6日(日)
入場無料

協力

アワガミファクトリー、岡村印刷工業株式会社、株式会社ショウエイ、株式会社竹尾、株式会社ツクリ、nomena、福永紙工株式会社(五十音順)
 

オープニングパーティ

日時:12月3日(月)5:30-7:00pm
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー + DNP銀座ビル2F

イベント

1. ギャラリーツアー
会場内の作品1つ1つを作家本人から直接解説いただく貴重なひとときをどうぞお楽しみください。

日時:2018年12月22日(土)5:30-6:30pm(予定)
出演:三澤 遥
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー内
*参加無料、予約不要。5分前にギャラリー1Fにお集まりください。→ 終了いたしました。

*ギャラリーツアー開催中、作品・会場が少し見づらくなる等ご迷惑をおかけしてしまうことと思いますが、どうぞご理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。               


2. ggg・G8はしご企画 ギャラリーツアー
ggg「続々 三澤遥」展を大原大次郎さんと田中義久さんが、G8「大原の身体 田中の生態」展を三澤遥さんが観察・質問していきます。

日時:2019年1月16日(水)7:10-8:40pm(ggg→G8の順で各会場40分を予定)
出演:大原大次郎、田中義久、三澤 遥
参加無料、要予約、定員40名

* 参加ご希望の方は、1/8(火)11:00amよりこちらからお申込ください。 → 定員となりましたので、申込は終了いたしました。


 

出版

『gggBooks-128  三澤 遥』
序文:原 研哉 / 解説:関 拓弥

三澤 遥 | Haruka Misawa

デザイナー。三澤デザイン研究室 主宰。
ものごとの奥に潜む原理を観察し、そこから引き出した未知の可能性を視覚化する試みを、実験的なアプローチによって続けている。主な仕事に、水中環境をあらたな風景に再構築した「waterscape」、飛行する紙のかたちを研究する「散華プロジェクト」、takeo paper show 2018「precision」への出品作「動紙」、上野動物園の知られざる魅力をビジュアル化した「UENO PLANET」、ロゴの自在な展開性を追究したKITTEやTOKYO BIG SIGHTのVIがある。著書に『waterscape』(出版:X-Knowledge)。1982年群馬県生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、デザインオフィスnendoを経て、2009年より日本デザインセンター原デザイン研究所に所属。2014年より三澤デザイン研究室として活動開始。

お問合せ

ギンザ・グラフィック・ギャラリー 高木 03.3571.5206