お知らせ
【ddd】特別対談企画・第6弾 配信のお知らせ
2022年08月05日
グラフィックおよび異分野のエキスパートの対談を音声でお送りする特別対談企画の第6弾。YouTubeにて配信中ですので、ぜひお楽しみください。
■タイトル:「みえないもの みえにくいもの」 全3回
■出演:葛西敏彦(サウンドエンジニア) × 大原大次郎(グラフィックデザイナー)
▼大原大次郎さん コメント
「サウンドエンジニア」という職業自体、そもそもあまり知られていないかもしれません。職人性や特殊性が高い裏方の仕事と思われがちですが、エンジニアの制作過程・技術・方法・環境・模索や会話などは、さまざまな職能に転化して学べる点が多く、少なくとも自分はデザインの仕事においてのダイレクトな指針となり、その重要性を感じてきました。
その中で、今回の葛西さんはサウンドエンジニアという領域にいる方の中でも、さらに稀有な存在の方だと感じています。
視聴はこちらより
第1回:第2回:第3回
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出演者プロフィール
・葛西敏彦(かさい としひこ) サウンドエンジニア
サウンドエンジニア。スタジオ録音からライブPA、サウンドインスタレーションなど、場所を問わず音へのアプローチを続ける音響技師。
主に蓮沼執太、青葉市子、スカート、岡田拓郎、寺尾紗穂、大友良英などを手がける他、舞台作品への参加やサウンドプロデュースも行うなど、活動の幅を広げている。
2022年には自身のレーベル、S.L.L.S Records(シルス・レコーズ)を始動させ、一作目の作品として岡田拓郎、葛西敏彦、香田悠真の3名と、ボーカリストとして細井美裕が参加した、“水の変容”をテーマとした器楽集”To Waters of Lethe”をリリースした。カバー・アートワークは大原大次郎がデザインを担当している。
受賞に第23回文化庁メディア芸術祭アート部門新人賞(細井美裕/Lenna)、カンヌライオンズ2021(Yakushima Treasure/~Another Live from Yakushima)など。
・大原大次郎(おおはら だいじろう) グラフィックデザイナー
1978年神奈川県生まれ。
2003年武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業後。
タイポグラフィを基軸としたデザインワークに従事するほか、展覧会やワークショップを通して言葉や文字の新たな知覚を探るプロジェクトを多数展開する。
近年のプロジェクトに、重力を主題としたモビールのタイポグラフィシリーズ〈もじゅうりょく〉、ホンマタカシによる山岳写真と登山図を再構築したグラフィック連作〈稜線〉、音楽家・蓮沼執太、鴨田潤と共に構成する音声記述パフォーマンス〈TypogRAPy〉、アーティスト・鈴木ヒラク達とのドローイングセッション〈Drawing Orchestra〉などがある。
受賞に、JAGDA新人賞、東京TDC賞受賞。東京藝術大学、女子美術大学、武蔵野美術大学非常勤講師。
【過去の対談】
第1弾 大西隆介(グラフィックデザイナー)×近藤聡乃(アーティスト・漫画家)
美術大学の同窓生でもあるお二人に
学生時代、将来についてどう考え、どう動き、どう積み重ねてきたか
「今の自分をかたちづくるもの、明日の自分をつくるもの」というテーマでお話いただきます。
第1回:第2回:第3回:第4回
第2弾 中垣信夫(グラフィックデザイナー)×山縣良和(ファッションデザイナー)
グラフィックとファッション
異なるデザインの分野で活躍する親子以上に年の離れた2人の共通点とは!?
デザイナーとして活躍する傍ら、学校を主催するお二人に
「学びの場をつくる」というテーマでお話いただきます。
第1回:第2回:第3回
第3弾 佐藤直樹(デザイナー・画家) × ナカムラクニオ(「6次元」主宰・美術家)
デザイナー・画家の佐藤直樹さん
東京・荻窪のオルタナティブスペース「6次元」主宰・美術家のナカムラクニオさん
ひとつの枠にはおさまらない二人の対談をお送りします。
第1回:第2回:第3回
第4弾 西まどか(編集者) × 加藤賢策(グラフィックデザイナー)
デザイン誌「アイデア」の制作現場でタッグを組むふたりの「選択」と「協働」とは?
何をどう選んで今に至るのか?
人と協働する中で大事にしていることとは?
前編:後編
第5弾 池田光宏(アーティスト) × 佐々木俊(グラフィックデザイナー)
×中西洋子(張子作家・にしはりこ)×落合晴香(イラストレーター)
社会の役に立つデザインを考える前に考えるべき
役に立たないこととは何か?
今回は「自主制作の研究」というテーマのトークです。
第1回:第2回:第3回