展覧会情報
京都dddギャラリー第231回企画展 鳥海修「もじのうみ: 水のような、空気のような活字」
2022年01月15日(土)~03月19日(土)
また、鳥海は書体設計士として数多くの書体制作に関わる一方で、これまで大学や私塾にて活字デザインに関する教育や指導に当たってきました。本展では、その教え子でもある岡村優太、廣田碧、三重野龍の3名がアートディレクションを担当し、より感覚的かつ身体的に書体設計のことがわかるような空間をつくります。
タイトルの通り、ギャラリー内にところせましと並べられた「もじ」の「うみ」に溺れることによって、「水」や「空気」といった、普段は意識することのない私たちが必要としている日本固有の文字について、改めて考える機会となれば幸いです。
お知らせ
- 2022年01月27日
- 鳥海修「もじのうみ:水のような、空気のような活字」展覧会解説動画掲載のお知らせ
- 2022年01月27日
- 京都dddギャラリー第231回企画展 鳥海修「もじのうみ: 水のような、空気のような活字」会場写真アップします。
会場・会期
京都dddギャラリー
2022年1月15日(土)-3月19日(土)
開館時間11:00-19:00 土曜日は18:00まで
日曜・月曜・祝日休館 入場無料
〒616‒8533 京都市右京区太秦上刑部町10
TEL:075-871-1480 FAX:075-871-1267
地下鉄東西線 太秦天神川駅1番出口 徒歩3分、嵐電嵐山本線 嵐電天神川駅 徒歩5分、市バス・京都バス 太秦天神川駅前下車、駐車場無
プロフィール
鳥海修(とりのうみ おさむ)。1955年山形県生まれ。鳥海山の麓で育つ。書体設計士。多摩美術大学卒業後、1979年株式会社写研入社。1989年に有限会社字游工房を鈴木勉、片田啓一の3名で設立。1998〜2019年まで同社代表取締役。株式会社SCREENグラフィックソリューションズのヒラギノシリーズ、こぶりなゴシックなどを委託制作。一方、自社ブランドとして游書体ライブラリーの游明朝体、游ゴシック体など、ベーシック書体を中心に100以上の開発に携わる。2002年に第一回佐藤敬之輔賞、2005年にグッドデザイン賞、2008年に東京TDCタイプデザイン賞を受賞。2007〜2017年まで京都精華大学で書体設計に関する教育や指導に当たる。現在、私塾「文字塾」塾長、武蔵野美術大学非常勤講師。
アートディレクション/キュレーション/空間デザイン
アートディレクション:三重野龍+岡村優太+廣田碧
キュレーション:堤拓也
空間デザイン:加藤正基
協力
株式会社SCREENグラフィックソリューションズ
株式会社モリサワ
有限会社字游工房
主催
公益財団法人DNP文化振興財団